藤野先生:不妊治療を専門にしている医院です。
一般的な不妊治療のセルフクリーニングから高度先進医療までカバー出来ます。
松本:どちらの方面から来られる方が多いですか?
藤野先生:関西圏や徳島、福井からお越し頂く方もいらっしゃいますよ。
松本:やはり藤野先生を訪ねて、先生に診てもらいたくていらっしゃるんですね!
藤野先生:ここで11年やらせて頂いてますが、その間に妊娠された方、あるいはうまくいかなかった方々から当院の事をお聞きになってお越し頂く方が多いですね。
松本:そうすると藤野先生のところで妊娠したから、という
クチコミ効果ですね。
藤野先生:そうですね!また逆に治療はうまくいかなかったけれども、ご夫婦として納得出来たということで、他で悩まれているご夫婦に「一度行ってみたら?」とおすすめ頂くケースもあります。
妊娠したいからと言っても、皆さんが必ずしも妊娠出来るわけではなく、うまくいかなかったけど、ここで治療して納得できたと言って治療を終えられる方もいらっしゃいますね。
松本:なるほどー。ご夫婦で治療を数年やられて妊娠出来ないとはっきり分かった時に背中を押してくれる。後はこれからの人生、どう楽しく夫婦で過ごすか?が大切なんですね。
藤野先生:結局いくら先進医療を使っても、
何をご夫婦の“幸せの共通価値”にするかですよね。
もちろんお子さんが出来るのが一番嬉しいことではありますが、結局先進医療を使っても、妊娠されない方もいらっしゃいますから…。
平均年齢は30代後半から40代までの方々ですが、どこかで線を引かざるを得ないですからね。
当院のモットーですが、このような方々を出産まで結びつけるのが一番ですが、そのような結果が出せない方々でも、今後の人生をどう考えていくか、どう過ごしていくのか、というのを、ご夫婦で来て頂いてお話していく中で見つけて頂けたら、と思っているのです。もちろんその中で否定的な事も言わなければならないですけど。
松本:なるほど!病院って医療行為がメインの仕事だと思ってたんですが、間違いですね。メンタルな部分を含め、その人の人生に関わることまで考えていらっしゃるのですね。
藤野先生:そうですね。ここに来る方は自然と価値観が大きく変わってきますからね。
また、通われているうちに家庭の事情まで話して下さる方もいらっしゃいます。
松本:そこまで打ち解けるって事は、病院の施設なり設備も大事でしょうけど、やはり先生のお人柄の良さと、どこまで信頼してお話出来るかというのがものすごく大事なんでしょうね、きっと。
藤野先生:もう一つ言えるのは、不妊治療されている方は「妊娠したらゴール」って考えてますが、妊娠してから出産まで、出産してから育児までの間、自分自身を忘れてしまうという方が結構いらっしゃるんです。
いわゆるマタニティブルーとか、出産したらパニック症候群になって家から出られなくなったり、実家に子供を預けている方とかもいらっしゃるんですよ。
治療、妊娠、妊娠経過、出産まで考えると、こういう治療はトータルで考えなければならないし、妊娠したら、「ハイ、後は頑張ってね。」という訳にもいかないのです。
当院では、体外受精された方で1年ぐらいして予定日過ぎた頃に「妊娠経過に何かありましたか?お子さんはお元気ですか?」と言ったアンケートをお願いしています。
松本:なるほどね。そういったアフターフォローもされているのですね。
前におかげ様でって感謝の気持ちが綴られたお手紙とか見せて頂いたとき、涙が出そうになりましたよ。
藤野先生:そうですね。「ありがとうございました!」というお手紙を見て、可愛い赤ちゃんの写真が一緒に添えられて送って頂いた時は、それはやっぱり最高に嬉しいですよ!